口臭について

口臭について

 

こんにちは

武豊町のとみ歯科クリニックです(^^)/

 

お口のエチケットとして口臭って気になりますよね。

口臭が気になるけど原因を理解している方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか??

今回は見えないエチケット!口臭についてお伝えします♪

 

口臭には大きくわけて5つの原因があります。

1.生理的口臭

起床時、空腹時は口臭が強くなります。唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質がたくさん作られるためです。

これは歯みがき、食事、水分補給をすることによって唾液の量が増えれば口臭は弱まります。

女性の場合は生理時やその前後、妊娠時などホルモンバランスの変化に伴って口臭を感じる時があります。

 

2.飲食、嗜好品による口臭

ニンニク、ネギ、ニラ、酒、タバコ等による口臭は一時的なもので、臭いの元になる成分は、胃の中で消化されて、体内に取り込まれます。
その後、血液を介して全身を循環し、肺を経由して、呼吸とともに吐き出されます。時間の経過とともに臭いも無くなります。

 

3.ストレスによる口臭

ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。
唾液の分泌は自律神経(交感神経と副交感神経)が調節しています。分泌が促進されるのは、リラックスして副交感神経が優位になっているときです。
緊張したりストレスがあるときには交感神経が優位になり副交感神経の働きが低下するので、唾液の分泌が減り、口臭が強くなります。

 

4.心理的口臭

口の中のトラブルもなく、特に口臭がなくても自分が口臭を発していると思いこむことで起こる場合もあります。それがストレスとなって、本当に口臭が起こることもあります。

口の中のトラブルもなく、実際に臭ってはいないのに本人が口臭を気にして社会生活の障害となっているような場合を心理的口臭症といいます。
背景に強いストレスや不安などに起因するこころの病が隠れていることがあります。

 

5.病的口臭

虫歯や歯周病などの口の中の病気や喉の病気、呼吸器や消化器、糖尿病など体の病気によっておきることです。

口腔内の衛生に気をつけていても臭いがする場合は体の病気が疑われます。

 

口臭は、口腔内の環境や病気の悪化のサインになることもあります。

ほとんどの場合は、口腔内環境・疾患の治療をすれば、口臭は改善されていきます。

病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治すことができますので診断を受けに行きましょう。
※体の病気はそれぞれ専門の科を受診する必要があります。

 

 

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