歯茎の黒ずみについて
こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^O^)/
成人の約50%が歯茎の黒ずみを感じているといわれています。ご自身の歯茎をしっかり見たことありますか??
年を重ねるごとに歯茎の血色が悪くなってきて、歯と歯茎の境目の色が黒くなってきた。
歯茎全体が紫色になってきた。
そんな変化を感じたら、それは歯茎が老化し始めているサインかもしれません(-_-;)
歯茎が黒ずむ原因
煙草によるメラニン沈着
喫煙者の方は、煙草が原因で歯茎が黒ずんでいる可能性があります。
煙草に含まれるニコチンやタールなどから歯茎を守るためメラニン色素が作られ、それが沈着することで歯茎が黒く変色します。
唇が黒くなるケースもみられます。人種間でもメラニン色素の量は違います。
残念ながら受動喫煙でも歯茎の黒ずみが指摘されています。
金属製の素材が錆びて溶け出すメタルタトゥー
煙草を吸わないのに歯茎が黒ずんでいる方は、過去に歯科治療が影響しているかもしれません。
歯茎に金属が接触し続けている部分に金属の成分が溶け出して黒ずみます。
その成分が溶け出して蓄積し、その接触面が黒ずむ。
これはメタルタトゥーと呼ばれています。
これらは基本的に保険内で行われる一般的な治療で起こってしまいます。
ちなみに詰め物の種類によっては金属が溶け出し、全身にまわり、糖尿病やアレルギーなどを引き起こすといわれています。
差し歯の内側に使われている金属が透けて見えてしまうことで、歯と歯茎の境目が黒ずんで見えることもあります。
重度の歯周病で歯茎から排膿している
歯茎が黒くなる原因としてもっとも深刻な症状が歯周病です。
歯周病は歯茎が腫れや赤みを帯びていることが多いのですが、重症化すると歯茎から出血するだけでなく黒ずみや膿が出るようになります。
40歳以降では、70~80%かかかっていると言われている歯周病。
歯周病は自覚症状が無く、気付かないうちに歯を支えている歯茎や歯の根元にある歯が破壊されていきます。
歯茎が綺麗だと見た目が美しいだけでなく健康的な印象を与えます。逆に歯茎が黒ずんでいると見た目が悪いだけでなく不健康なイメージをもたれてしまいます。
一般的に健康な歯茎の特徴として、
・全体的に薄いピンク色の歯茎をしている。
・歯茎に黒ずみがない
・歯茎から血が出ていない
・歯としっかり密着している
・歯茎が痩せて下がっていない
健康なはぐきはピンク色で弾力があり、引き締まっています。
当てはまる項目が多いほど健康な歯茎です☆
逆に当てはまらない人は歯周病などのトラブルが起きている可能性がありますので、
お早めに歯科医院を受診して下さい(>_<)!!