頬杖をつくと様々な悪影響がありますよ
こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
ついつい頬杖をついたりしていませんか?
仕事中、車で信号待ち中、家でテレビを見ているとき等、頬杖は無意識のうちしいるので、癖になっていると頻繁にしています。
この頬杖ですが、噛み合わせだけではなく身体にも悪影響を及ぼすと言われているのをご存知でしょうか。
本当に頬杖だけで噛み合わせや身体に悪影響が及ぶの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
頬杖を付くことにより顎に頭の重さがのしかかり、それが大きな負荷となってしまいます。
大人の頭の重さは5kg程と言われているため、片方の下あごや歯にこの5kgという負荷が掛かってしまいます。
無意識のうちに一日数時間、癖になってしまっている方は一日だけではなく長期にわたって頬杖をすることにより、弱い力ですが持続的に顎に力がかかってしまっています。
下あごは体のあらゆる関節の中で唯一様々な方向に動かすことができる可動域の広い関節になります。
そのため下あごが後退したり、歯並びが悪くなるだけでなく噛み合わせもズレていき、歯と歯の間にすき間が生まれて虫歯や歯周病のリスクが高まります。
さらに、あごの骨のゆがみは顎関節症のリスクも上昇させます。顎関節症になると口を開け閉めするたびにあごの骨が鳴り、口を開けると痛みを伴って、最悪の場合は指一本分口を開けるのもつらいような状態になることもあります。
顔や身体のゆがみを引き起こす
頬杖がクセになっている場合、その多くは左右どちらかでばかり頬杖をついています。
顔の同じ側にばかり圧力がかかることで、骨がゆがんで顔が大きく見えたり、口角などがズレて左右対称ではなくなり不自然な表情になってしまったりすることも。
また、片側にばかり体重を乗せるクセが身体全体にも及び、まっすぐ立っているつもりでも重心が偏って身体のバランスも悪くなる恐れがあります。
そうなると、背骨や骨盤などが曲がり猫背になったりさまざまな身体の不調を引き起こしたりと、見た目にも健康にも悪影響を及ぼします。
肌荒れやシワを悪化させる
きちんと洗顔とスキンケアをしているのに治ってくれない、しつこい肌荒れや吹き出物に悩まされてはいませんか? そんな肌トラブルの原因のひとつに、手で顔を触ってしまうことにより雑菌が入ることが挙げられます。炎症が起きている箇所に菌が入るのはもちろん、毛穴を手で触ることで角質が詰まって、それがニキビなどの原因になることも考えられます。
頬杖をついていると、印象が悪いだけでなく自分の健康や美容にもデメリットだらけです。これを機会に意識して直すようにしてみてくださいね(*^-^*)