歯茎からの出血
こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
皆様は歯磨きやフロスの際、歯茎からの出血はありますか?
歯茎からの出血は、歯周病や歯肉炎などの口腔内の健康問題を示している可能性があります。
今回は歯茎からの出血についてお伝えいたします。
主な原因
1. **歯肉炎**: 歯垢の蓄積により歯茎が炎症を起こし、出血します。
2. **歯周病**: 歯肉炎が進行し、歯茎や歯を支える骨が破壊される状態です。
3. **不適切な歯磨き**: 歯磨きが強すぎたり、硬い歯ブラシを使用すると歯茎を傷つけてしまうことがあります。
4. **口腔ケア不足**: 定期的な歯磨きやフロスの使用を怠ると、歯垢がたまりやすくなり、歯茎が炎症を起こします。
5. **不適切な義歯(入れ歯)やブリッジ**: 合わない義歯やブリッジが歯茎を刺激して出血することがあります。
6. **全身の健康問題**: 糖尿病やビタミンC欠乏症などが原因で歯茎が出血しやすくなることもあります。
対処方法
1. **適切な歯磨き**: 柔らかい歯ブラシを使い、優しく歯と歯茎を磨くようにしましょう。
2. **デンタルフロスの使用**: 歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯垢をしっかりと取り除きます。
3. **定期的な歯科受診**: 歯科医の定期的なチェックアップやクリーニングを受けることで、早期に問題を発見し対処できます。
4. **バランスの取れた食事**: ビタミンCやカルシウムを十分に摂ることで、歯茎の健康を保つことができます。
5. **禁煙**: 喫煙は歯周病のリスクを高めるため、禁煙することが歯茎の健康に寄与します。
6. **薬の確認**: 服用している薬が歯茎の出血に影響を与えている場合は、医師に相談してみましょう。
患者様の中には「出血してるからそこは磨かないでおこう」という方がいるのですが、出血の原因は歯に残ってる汚れが原因です。しっかりと歯磨きをしましょう。
ただし、固い歯ブラシでゴシゴシ磨くと歯茎が傷ついてしまうので、柔らかい歯ブラシを使用し優しく磨きましょう(*^^*)
また汚れを放置しすぎるとプラークは固まり歯石となります。
歯石は、歯垢(プラーク)が唾液中のミネラルと結びつき、硬化して形成されます。歯垢は、食べ物のカスや細菌の集合体であり、時間が経つと歯石に変わります。歯石は歯の表面や歯と歯茎の境目に特によく見られます。
歯石はご自身で取ることは不可能なので、歯科医院にてクリーニングをお願いしましょう。
歯周病が進行すると歯が抜け落ちることもあります。日々のセルフケアと合わせて歯科医院でのプロフェッショナルケアも定期的に続けることによって口腔内の健康を維持することが可能です(*^-^*)
歯医者に最近行っていないなという方は是非、当院で歯のクリーニングをうけましょう!