夜の歯磨きは大事なんですよ!
こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
今回は夜の歯磨きの重要性についてお伝えさせていただきます。
皆さんは毎日、夜に歯磨きをしていますか?
実は、夜寝ている最中が口腔内が一番汚いと言われています。
朝起きた際に、口が臭い・口腔内に粘りけがあると感じた事はないでしょうか?
なぜ夜の歯磨きが重要なのかというと、寝ている間は口腔内の唾液の分泌が低下してしまうからです。
唾液というのは食べ物を消化する酵素の働きをしているだけではなく口腔内を洗浄したり、中和したり、殺菌したり、免疫作用を発揮したりなど、様々な役割を果たしています。
その唾液の活動が低下すると虫歯や歯周病の原因菌の活動が高くなり、虫歯や歯周病を起こしやすくなるのです。
寝る前の歯磨きというのはとても重要で、1日に2、3回行う歯磨きの中でも最も時間をかけて丁寧に行う必要があるのです。
夜の歯磨きが重要な主な理由です。
①細菌の増殖を防ぐ
夜は唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥しやすくなります。唾液は細菌を洗い流す役割があるため、夜は細菌が増殖しやすい環境になります。歯磨きをすることで、食べ物の残りや歯垢を取り除き、細菌の増殖を抑えることができます。
②虫歯予防
夜の歯磨きを怠ると、食べ物のカスや糖分が歯の表面に残り、それが虫歯の原因となる酸を生成する細菌の餌になります。寝ている間は歯が酸にさらされやすく、虫歯のリスクが高まります。
③歯周病予防
歯垢が溜まると、歯茎が炎症を起こし、歯周病の原因となります。夜の歯磨きで歯垢をしっかり取り除くことで、歯周病の予防に繋がります。
④口臭予防
食べ物のカスや細菌が口の中に残ったままだと、朝起きた時に強い口臭を感じることがあります。夜にしっかり歯を磨くことで、口臭の原因を減らせます。
口腔内には500~700種類の細菌が存在しています。
しっかりと歯を磨いていても実に1000億個以上の菌が存在しています。
では歯を磨かなかったらどうなります?その数は6000億個から1兆個にまで細菌が倍増します。
つまり歯磨きを忘れてしまうと、口腔内で細菌が増殖しやすい環境になっているという状態になります。
そうなると歯垢や歯石も付着してしまい、虫歯や歯周病などが進行する原因を生み出してしまうのです。
夜の歯磨きで1日の汚れをしっかり落とし、健康な口腔環境を保つために欠かせません。
昼休みに歯磨きが出来なくても、夜の歯磨きは欠かさず行いましょうね!!