うがいで出来る予防について

うがいで出来る予防について

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)

 

少しずつ寒くなってきましたね。風邪をひきやすい時期でもあるので、出来る範囲で風邪予防をしていきましょう。

うがいは、健康維持や病気予防のための簡単な方法として広く知られています。

今回はうがいの主な効果等を説明していきます(*^^*)

 

★うがいの主な効果★

1. 喉や口の中の清浄化

うがいをすることで、喉や口の中に付着したウイルス、細菌、ほこり、花粉、食べかす、粘液などを洗い流すことができます。

特に外出後や風邪が流行している時期には、口腔内を清潔に保つ効果があります。

 

2. 感染症予防

水や専用のうがい薬を使うことで、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクを減らせる可能性があります。

うがいは喉の粘膜の乾燥を防ぐため、ウイルスが粘膜に付着しにくくなる効果も期待されます。

 

3. アレルギーの緩和

花粉症やハウスダストアレルギーの人にとって、うがいは口腔内や喉に付着したアレルゲンを除去する助けになります。

 

4. その他予防

・口臭予防:食事の後や寝起きなどにうがいをすることで、口の中に残った食べかすや細菌を減らし、口臭を防ぐことができます。

・歯周病予防:歯茎を刺激して血行を促進することで、歯周病を予防します。

・誤嚥性肺炎の予防:口の中の細菌を洗い流すことで、誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。

 

 

 

★効果的なうがいの方法について★

1. タイミング

口に中には様々な菌があり、先に排出させるため、まず口をゆすいでから、ガラガラとうがいをします。

10~15秒のうがいを最低3回行います。「お~」と発声しながらうがいをすると、水がこぼれにくく、声を出すことで喉の奥まで水分を届けることができるようです。

外から帰って来た時、人込みに揉まれた時、口腔内や喉が乾燥してイガイガする時などに行うようにすると効果的です。

 

2.使う液体

水:基本的には水でも十分ですが、冷たすぎない温度が理想です。冷たすぎる水や熱すぎる液体は粘膜を刺激します。 体温程度(約37℃)が理想的です。

塩水:のどの炎症を和らげる効果があります。

うがい薬:殺菌・消毒効果が期待できます。

 

3.やり方

口をすすいだ後に、喉の奥で「ガラガラ」と音を立てるようにする。

10~15秒を目安に繰り返します。

 

※気をつける点※

過剰なうがいは喉の粘膜に必要な菌も洗い流してしまう可能性があるため、頻度を適度に保つことが重要です。

うがい薬を使う場合は、使用方法や頻度を守りましょう。

 

特に冬場や風邪が流行する時期には、手洗いと組み合わせて習慣にすることで、感染予防効果がさらに高まります。

お体に気を付けてお過ごしください(#^^#)