風邪予防
こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^^)/
最近、寒暖の差が激しくて体調管理が難しくなっていますね(^-^;
こういう時は体調を崩しやすいですよね。。。
これからの季節は、風邪やインフルエンザの予防をしていかないといけませんね!!
皆さん、風邪予防には
「適度な睡眠」・「適度な運動」・「適度な食事」、
この3つが基本になると言われていますが、
その他にも「起床時の歯磨き、うがい」が有効であると言われています。
風邪やインフルエンザなどのウイルスは鼻や喉などの粘膜から体の内部に侵入します。
空気中などに存在しているウイルスはたんぱく質の膜に覆われている為、その膜から出てこられないと悪さは出来ません。
実は、口腔内というのは驚くほど大量の細菌が生息しています。
口の中には約30億~6000億もの細菌が存在するとも言われますが、これらの細菌はプロテアーゼというたんぱく質を分解する酵素を出す特性があります。
口腔内を不潔な状態にしておくと細菌が増殖します。。。
そしてプロテアーゼは風邪やインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする働きがあります。
口腔内を不潔な状態にしておく→プロテアーゼの量が増える→風邪・インフルエンザに感染しやすくなる
ちなみに、就寝中に日中の数倍も増加してしまうという『プロテアーゼ』を、
朝起きたときに歯磨き、うがいをして洗い流してしまうことによって、
朝食時に食事と一緒に体に入ってきてノドにくっつき、
進入しようとするウイルスを食い止める事が出来るそうです。
ですので、朝食後の歯みがきしかしていない方は起床時の歯みがきをしてみてはいかがでしょうか??
ちなみに、過去に介護施設で実施された研究に基づくもので、
集団に対して歯科衛生士が定期的に歯垢除去を行い、歯みがき、舌みがき等の指導をしたところは、しなかった集団と比べて約1割の方しか風邪をひかなかったというのです。
一次予防としてうがい・手洗いは知られていても、歯みがきが風邪を予防するというのはあまり知られていません。
忘れがちですが、歯ブラシも1ヶ月に1回は新しい物に変えるよう推奨しています。
口腔内にたまったウイルス・細菌がプラークの中に含まれ、歯ブラシに付着したまま何ヶ月も使うのはあまりいいことではありません。
また、15分おきにお茶を飲むのも口腔内や喉に付着したウイルスを洗い流すという点ではとても大切なケアです(#^.^#)
日々の歯みがきが、風邪やインフルエンザの予防になるのでキレイにみがいていきましょう(*^^)v